こけし

こけし日和


KOKE



2016年 去年度と同様とし始めのコケジョ活動として

地元で開かれているこけし展に行ってきました。

このこけし展の第1回目は2014年の年末から2015年の年頭にかけて

成田ビューホテルにて開催され

とても楽しかったので

第2回目の開催を見逃さないように

HPのお知らせを検索していたのですがなかなかヒットせず

成田でのこけし展はあの1度きりだったのかと諦めていた矢先

たまたま年末、買い物に来た場所でこのポスターを発見し

小躍りして帰って来ました。

第2回目は年を明けての2016年1月8日から11日まで。

今年はこけしの世界では名の知れた

鳴子系の大沼秀顯工人(おおぬまひであき)と

蔵王高湯系の梅木直美工人の実演が間近で見られるとあって

お二人の実演時間に合せて伺いました。

こけしには産地によっていろいろな系統があり、

それぞれ大きな特徴の違いがあります。

2015年1月9日の
こけしスマイル!
の記事にて説明してありますので

ご興味のある方はそちらをご覧くださいね。



今回の会場も前回と同じく成田ビューホテルで。

ホテルのエントランスでは大きなこけしの灯籠がお出迎えしてくれました。


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 灯りを灯すと、こんなに綺麗。

心温まるおもてなしです。

 
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会場の入り口にも大きなこけし灯籠がお出迎え。

はやる気持ちを押さえて

ドキドキしながら会場へ.........


ずらりと並んだこけしたちの面々

その可愛らしい表情には

思わず心がほころびます。


世はこけしブームとは聞いていましたが

ゆっくり見て回れた前回と違って

会場内は私のようなコケジョさん達で賑わっていました。

照明の加減でピントが合いにくい場所があったり

人が写りこんでしまったりで

なかなかいい写真が撮れなかったのですが

その一部をご紹介しますね。




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まずは全体をさっとひと回りして

連れて帰りたいこけしちゃんの目星をつけてから

大沼秀顯工人の実演ブースへ......

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大沼秀顯工人は

父である沼秀雄工人の元で修行を積み

胴に重ね菊、車菊、楓、牡丹、石竹などの伝統的な文様を描く

鳴子系こけしを制作しています。


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トントントンとリズミカルに白木の生地をたたき

ロクロの軸に取り付け

 回転させながら、カンナがけをすると

あれよあれよという間にこけしの形に仕上がって行きます。

首と胴体をつなげる穴にぴったりとはめ込んだり

 ロクロを回しながら、いろいろな筆の太さを使い分けて

線引きをする技はさすがの職人芸。

 
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時間も忘れ、しばし大沼秀顯工人の実演に

見とれていたところ

はっと気がつくと、隣に立って見ていたコケジョの手の中に

私がさっき連れて帰ろうと思っていたこけしが......


え〜って思って辺りを見回すと、

みなさん、お気に入りのこけしを手にしながら

実演を見ています。

慌てて、欲しかったこけしの場所に戻ると

時すでに遅し.......


ああ〜〜何と言うことを......最初から手に持っていれば良かった........


前回は人も少なく、争奪戦になることもなかったので

油断してました。



それでも気を取り直して

もう一度会場を見渡して選んで来たのがこの子達です。


まずはやんちゃなネコの表情が可愛い

梅木直美工人のこけしちゃん。

会場では絵付けの実演をされていました。

梅木直美工人は胴が太く菊重ねと桜崩しの文様を描く

蔵王高湯系の工人で

父である梅木修一氏を師匠とし

蔵王高湯伝統こけしを継承しています。

ユニークなネコのお顔のこけしは大人気で

怒っているネコ
もいれば笑っているネコ

泣いているネコ
もいて

手にとった人はその魅力に取り憑かれてしまいます。

私のようなネコ好きさんにとってはたまらない作品です
(=^x^=)



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私が選んだのはこのネコちゃん。

やんちゃな表情がとってもキュート。

さぁ、これからどんないたずらをしてやろうかと

2匹でたくらんでいるようなお顔でしょう?

せっかくだから男の子と女の子の両方をお持ち帰り〜〜

ペアで飾ると菊重ねと桜崩しの両方の文様が楽しめます。

 

さらに、実演をされていた大沼秀顯工人の帽子こけし。

私が集めているこけしのほとんどが

暖色系なのですが

珍しく涼し気なこの子をお持ち帰り。

頭にちょこんと乗せたオシャレな水浅葱色の帽子が

とっても可愛い!!


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そしてそして、今回もう一組とびきり可愛いこけしを連れて帰ったのですが

その子達はまた別の機会にご紹介しますね。




私のこけしのコレクションは

お人形のコレクションのように

きっちり系統だてて集めている訳ではなく

出会った時の、その時、その時の

私の気持ちに寄り添ってくれるものをお迎えしているので

特にごひいきにしている作家さんはいませんが

ここ数年で集めたお気に入りの子をご紹介します。


まずは弥治郎系の「木地処路さとう」のねむりえじこシリーズから....

佐藤裕介工人作のねむりえじこ(栄治梅)

えじごとは世話ができない時に赤ちゃんが這い回らないように入れておく

竹などで丸く編んだ育児用のカゴのことです。

えじここけしを手に取ってみると

中に入っているこけしの首がぐらぐらあっちこっちに動いて

すやすや寝ている赤ちゃんそのものです。


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こちらは裕介
工人の兄である佐藤英之工人のねむりえじこ(精助型ロクロ)

額に赤い点がぽつんとあって

まるでお地蔵様のようです。


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こちらも、佐藤英之工人のねむりえじこ(誠型椿と菊)

写真では梅の花しか写っていませんが

反対側には菊の絵が描かれています。

赤と黄色のコントラストがとても綺麗です。


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こちらは二代目汪江こけし工房のお野菜こけし

以前の記事では初代汪江こけし工房のお野菜こけしをご紹介しましたが

こちらは
初代汪江こけし工房を受け継いで作られた

神保恵子さんの作品です。

去年の夏のお盆休みに、工房の近くを車で通る機会があり

是非立ち寄ってみたいと思って前もってお電話で場所を確認していたのですが

当日は渋滞もなく予想以上に車の流れがスムーズだったために

予定以上に早く着きすぎてしまって

立ち寄りを断念しましたが

近くの道の駅にてお野菜こけしを発見!

かごいっぱいに持ち帰ってきました。

みょうが、大根、にんじん、なす、トマト、梨、かぶ

どれもとってもユニークで可愛い

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ちなみにこちらが初代初代汪江こけし工房のお野菜こけし

初代と二代目、

お顔の描き方に個性が
感じられます。


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こちらのこけしは2つとも梨をかたどっていますが

上が2代目、下が初代のこけし。

どちらもとっても可愛いです。


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こちらは、今マイブームになっている

作並系の平賀輝幸工人のピンクこけし。

大きさは6寸。

平賀輝幸工人のこけしは、色使いが乙女チックなものが多く、

おちょぼ口にポッと頬をピンク色に染めたお顔が

たまらなくチャーミングです。



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こちらも同じく
平賀輝幸工人のソフトクリームこけし

ペロっと舌を出して愛嬌たっぷりのこけしちゃんです。



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東北各地のこけしを手にとって一度に見られるこけし展は

なかなか東北地方に行くことのできない私にとって

とっても魅力的なイベントのひとつです。

来年の開催が今から待ち遠しい.....



さて、今年はどんなこけしとの出会いがあるのでしょうか.....


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こけしスマイル!


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2015年、年初めのコケジョの活動は地元から........

成田ビューホテルで、東北各地の伝統こけしが大集合〜

身近で各地のこけしを見る機会なんてめったいにないので

わくわくドキドキしながら行ってきました。


こけしは江戸時代末期の文政の頃

お椀やお盆を挽く木地師たちが我が子に玩具として与えたのが始まりで

東北各地の温泉地で土産物として売られ発展してきました。

一口にこけしと言っても

産地や系統によって大きな違いがあり

東北地方では現在11の系統があります。


【東北伝統こけし11系統】

1.津軽系(青森県)

2.木地山系(秋田県)

3.南部系(岩手県)

4.鳴子系(宮城県)

5.作並系(宮城県)

6.遠刈田系(宮城県)

7.弥治郎系(宮城県)

8.肘折系(山形県)

9.山形系(山形県)

10.蔵王系(山形県)

11.土湯系(福島県)


まず会場に着くと巨大なこけしの灯籠がお出迎え

大きなおめめに大きなお鼻が特徴の

ユニークな土湯系のたこ坊主。

まるで歌舞伎役者のようです。

巨大な灯籠にテンションが上がり

この後、後ろの階段を
転がるようにして駆け下りて行きました。


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会場には四方八方にこけし、こけし、こけし.....

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アンティークなものから新作こけしまで

たくさんのこけしが色鮮やかに目に飛び込んできます。

写真撮影がOKなのも嬉しい。

これで家に帰ってからも楽しめます。



入り口近くに飾られていたのは

私の大好きな弥治郎系のこけしたち。

カラフルなベレー帽をかぶっているような頭部が特徴です。

我が家には鎌田文市工人・孝志工人のこけし

佐藤祐介工人・英之工人のこけしがいます。(後日アップします)

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木地処さとうさんの大人気のグラデーションこけしや

ねむりえじこちゃん

憧れの新山実工人、真由美工人のこけしたち。

ネットでしか見た事のないお気に入りのこけしたちが

私の目の前で所狭しと並んでいます。なんだか夢みたい〜〜〜

ポップな色合いの弥治郎系のこけしたちは

和室でなくてもいろいろなスタイルのお部屋に置いていても

違和感がありません。

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続きましては、木地山系のこけしたち

頭と胴が繋がった1本の木から作る『作り付け』という手法で

作られています。


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実はこのこけし、実家の母に雰囲気がとてもよく似ていることから

以前より我が家で暮らしています。

母の名前をとって、かこちゃんと呼んで可愛がっています。

高橋雄司工人作です。

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続きましては、遠刈田系のこけしたち

以前、孫持ちこけしをご紹介しましたが

切れ長の目と細い鼻、顔の回りには放射状の赤い飾り(手絡)が描かれ

頭の割には胴体が細く古典的な模様がいろいろ描かれているのが特徴です。


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続きまして、最近気になっている作並系のこけしたち

子供が握って遊べるようにと、とても細い胴を持っているのが特徴です。

赤と黒のシンプルな色合いのものが多いです。

鈴木明工人のあどけない表情のこけしちゃんが

と〜っても可愛かったです。

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ええ〜!まだ4種類目.....

たくさん写真を撮ったので整理が追いつきません......


次は鳴子系のこけし

胴は肩の部分が張っていて、中央部に向かって細くなり裾にかけてまた広がっています。

頭部には前髪があってその前髪の根元は赤い飾りで結ばれ後ろに垂らされています。

京都の御所人形がもとになっているというだけあって

上品で優しげな表情が特徴です。

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次は肘折系のこけしたち

型は鳴子系、描彩は遠刈田系の流れを汲んでいるのが特徴。

笑うセールスマンのような謎めいた三日月型の目元や

輪郭を描いた唇にも特徴があります。

黄色い着物を好んで着ているのが多いのも特徴のひとつです。


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続いて南部系のこけし

頭の部分はゆるいはめ込み式でゆらゆら動きます。

描彩がないものが多く、木地の美しさを生かしたものが多いのが特徴。

最近はあまちゃんこけしなどのキャラクターものや

りんごもんぺこけしなどのユニークなものも登場してきました。

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どっしりとした胴体に丸い肩が特徴の蔵王系のこけし

おかっぱの黒い頭が多く、どっしりとしているのも特徴です。

花笠をかぶっているこけしがいて、可愛かった〜〜

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そして最後は津軽系のこけしたち。

頭と胴が繋がった1本の木から作る『作り付け』という手法で

作られています。

胴はくびれがあるものが多く、

ねぶた祭りから影響を受けたとされる、だるまの絵が

描かれているものが多く見られます。

ネットでいつも売り切れてしまう阿保正文工人のりんご帽子こけしが

今日はいっぱ〜い!!

欲しかったサンタのこけしや

ユニークな山谷レイ工人のおかっぱこけしに

ギョロ目ちゃんこけし。

ネットでしか見た事のないこけしを

実際に見ることが出来てめちゃくちゃ嬉しい〜〜

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この小さなスペースに一体どれくらいいたのでしょう。

ひととおり見てから、また入り口に戻る....を繰り返しながら

こけしと脳内会話をして遊んで

また最初の地点に戻って.....って.........

あ〜楽しかった!!


お昼すぎに出かけたのですが

気がついたら日が暮れかけていました。

私のあとからお客さんはどんどん入って賑わってはいるのですが

気がついたら私だけになっていました......

灯籠にはいつしか灯りがともされ

たくさん居すぎてごめんなさいとスタッフの方に頭を下げて

後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。

ほかにも写真はたくさん撮ったのですが

写真の整理と画像処理に飽きてしまったので

このへんでやめておきます。

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会場ではこの曲がエンドレスで流れていました。

こけし系統覚え唄

これを完璧に覚えられれば、コケジョのレベルアップ間違いなし。

ご興味ある方は是非ご覧あれ〜



さてさて、今回の戦利品をご紹介。

何度も何度も見て回り候補を絞って

ようやく決めたのが、我が家にはいなかった津軽系のこけし。

阿保正文工人の作品。

赤、緑、黄色のりんごちゃんこけし。

ポップでカラフルな色合いで

まさに3人そろってキャンディーズ!

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会場ではとっても可愛いグッズも発見!

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正解は.......こけし用のキャリーバッグ。

定員は3名様。

こけしを連れてお出かけするのに

とっても重宝するんです。

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こうやってお布団に入れたら傷もつかないし

とにかくめちゃくちゃ可愛いの〜〜

これに入れてどこに連れて行こうかなぁ〜(* ̄∇ ̄*)エヘヘ



りんごちゃんと同じく気になったのは

やはり津軽系のこのこけし。

まるで観音様のような優しい眼差しに

とっても心が癒されます。

阿保六知秀工人の作品です。

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おみやげコーナーもこけしグッズがいっぱ〜い

ずっと気になっていたこけし旅日記を買いました。

これはこけしを巡る旅を綴るノート。

旅日記を書くページや工人さんの住所録、

全系統こけしを描く練習帳などがついています。

いつかこのノートを持ってこけしを巡る旅に出かけたいなぁ〜

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2015年、今年はどんなこけしに出会えるかな?

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こけしコレクション  (遠刈田系)

私の亡き祖母はとても旅行好きで、

3ヶ月に1度は日本各地を旅していました。

そしてよくおみやげにこけしを買って来てくれました。

そんな訳で実家のサイドボードには、たくさんのこけしが並んでいますが

小さい頃からこけしがたくさんあったので

旅行へ出かけても、私自身はあえて買ってみようとは思いませんでした。

あのこけしを見るまでは.........



あのこけしと言うのは、

この小笠原義雄工人が作られた伝統こけし(遠刈田系)です。


伝統こけしとは東北地方の山村に住む木地師によって生まれた木地玩具の一種で

江戸時代に温泉地  を中心に発達してきました。

一口にこけしと言っても

先代の師匠の作り方を受け継いで

各地方ごとに、その形態や模様、表情などにさまざまな特徴があり、

現在は大まかに11系統のこけしに

分けられているそうです。



前回の鎌倉のコケーシカの記事でお話したこけしは

宮城県白石市の南西部、鎌先温泉に近い弥治郎地区で生まれた弥治郎系のこけしです。

頭頂部はベレー帽をかぶったような模様があり

色合いも多色使いでカラフルなものが多いです。


そして今日、お話する遠刈田系のこけし

宮城県の遠刈田温泉  を中心として発達したものです。

切れ長の目と鼻筋の通ったお顔が特徴で

大きな頭部には手柄と呼ばれる、放射状の模様が描かれているものと

飾りのない素朴なおかっぱ頭の子がいます。


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我が家にいる、重ね菊の胴模様が描かれたこけしさん(命名お仙さん)は

特別仕様になっていて

全長25センチの胴体が こんな風に2つに分かれ

中から9.5センチの子供のこけしちゃん(命名お松)が出て来ます。

胴模様は、母親の重ね菊に対してぼた菊です。

 
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あやしげな満面の笑みを称えているいる母親に比べて

ポっと頬を赤らめ、困ったようにしている

黒髪おかっぱ頭のお松ちゃんの可愛らしい表情が

なんとも愛おしいです。



そしてお松ちゃんの胴の中にもちっちゃい子が隠れています。

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4.5センチほどのミニこけしちゃんでお仙さんととっては

初孫となるお夏ちゃん。

温泉のような模様  の着物姿がユニーク。
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こんなに小さいのに、丁寧に描かれています。

ちょっとうつむき加減で恥ずかしそうにしている仕草が

とっても可愛いです。 

このお仙さん、まだまだ衝撃の事実があるんです。

秘密は、この髷の中に.........

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髷をパカっと開けると、中からちっちゃいこけし達が出てくるわ、出てくるわ.....

1人、2人、3人、4人........

まるでロシアのマトリョーシカみたい。 

このこけしちゃん、孫もちこけしといいます。

母親に子供が1人、孫が11人の総勢13人の大家族なんです。

孫の着物や表情も少しずつ違います。

この多様な表情のこけしちゃんたちを

十把一絡げで『孫』と呼ぶには、あまりにも勿体ないので

一人一人名前をつけてあげました。


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私は同じものを集めるのが大好き!

お人形にしても、いろいろなメーカーのお人形を1種類ずつ集めるのではなく

自分の気に入ったお人形だったら、例え同じ顔、同じ洋服のものでも

何人も集めてみたくなります。

この孫もちこけしは、そんな私にとって願ったり叶ったりのこけしなのです。


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あんまり、このこけしちゃんが気に入ったので

実は、こちらのお方も我が家に呼び寄せました。

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髷のないタイプのこけしさん(命名おたかさん)

おたかさんも、お仙さんに負けじとたくさんの家族を持っています。

まず、おたかさんの胴から出て来たのは、おっとり色白美人さんのお京ちゃん。

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髷のあるお仙さんちの庶民的なお松ちゃんとは違って

どこか 品格が感じられます。

お京ちゃんの胴の中から、

お京ちゃんとお揃いの着物で孫のお菊ちゃんが登場。
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さらにおたかさんの頭の中からは

出るわ、出るわ......たくさんの孫こけしちゃん達。
 
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例のごとく、1人1人に名前をつけてく私.......(><)

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総勢13人家族のお仙さん一家におたかさん一家。

もうつける名前が思い当たりません........

でもこんな同じものに囲まれて、なんて幸せなんでしょう。

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こんなにたくさんいたら

花いちもんめが出来そう.....

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伝統こけしの中でも

この小笠原義雄工人のこけしはお気に入りのひとつです。

最近のお気に入りはこれ.....

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えっ?お顔だけ?!

実はこのこけし、

孫持ちこけしと同じ仕組みで、まげや頭頂部が蓋となって

こんな風に小物入れになっているんです。
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金平糖を入れたり、キャンディーを入れたりとか、

飾って楽しむだけでなくいろいろ使えそう。



こけしは、一斉にずらっと並べて飾るのもいいのですが

私はどちらかと言ったら

日常生活の中で、さりげなく飾るのが好きです。

例えば、こうして書斎の本棚にさりげなく飾ったり........
 

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世間では第3次こけしブーム到来で

『コケジョ(こけし女子)』 が静かなブームになっているらしいです。

 今まで、こけしって言うと

地味だとか、暗いだとか.....って偏見の目で見られることもしばしばありましたが

もう肩身の狭い思いをする必要はありませんね。

 

いつか、東北のこけし祭りに行って

たくさんのこけしの中から、自分の好きなこけしを選んだり

憧れの工人さんたちと 触れ合ったりしてみたいです。

そのために只今、主人を洗脳中........

今日もさりげなく、主人の書斎にこけしを忍ばせる私....... 



 

ぶらり鎌倉散歩 (コケーシカ)


鎌倉と言えば......

江ノ電 大仏 コケーシカ っていうキャッチフレーズに惹かれて

日本の伝統こけしやロシアのマトリョーシカを扱っている

コケーシカ(木形子可)さんへ行ってみました。

江ノ電にゆらゆら揺られて由比ケ浜駅から徒歩5分

写真家であり詩人の沼田元気さんがプロデュースするお店です。

お店を紹介する本には

由比ケ浜駅から徒歩5分と書いてありましたが

確かに直線距離にしたら5分程ですが

道なりに行くと10分くらいかかってしまいます。

由比ケ浜大通りを渡り、閑静な住宅地の中。

吉屋信子記念館の斜め前にお店はありました。


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外から窓からのぞくと、

6畳ほどの狭い店内に、可愛いこけしやマトリョーシカがぎっしり

私の心臓はドキドキドキドキ....まさにパルピテーションです。


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お店の中にはすでに3組ほどのお客様が来店されていて満員状態に。

はやる心を抑えて、しばらくお店の外で待ってから中に入りました。 

巷では女性や若者の間で『こけし』が静かに流行し

今や第3次こけしブーム到来と言われているようですが

次から次へと来店されるお客様を目の当たりにして

それを実感しました。


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マトリョーシカ大図鑑という本を読んで

いつか行ってみたいと思っていた

沼田さんがプロデュースしたというコケーシカ。

数年前にお邪魔するチャンスがあったのですが

HPで営業時間を確認したらあいにく改装中だったようで

それ以来、なかなかお邪魔するチャンスがありませんでした。



お客さんが1組中から出て来たところで入店。

入り口には大きなこけしちゃんが出迎えてくれました。

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正面の背の高い棚には、こけし、こけし、こけし......

左側の棚には、マトリョーシカ、マトリョーシカ、マトリョーシカ......

左の背の低い棚には、おみやげにぴったりのこけしグッズや懐かしい貝殻人形....


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一体どこから見たらいいの〜って困ってしまうみたいに

あまりにも大勢の胸キュンちゃんたちに

心を落ち着かせるのがやっと.......

キョロキョロ見渡しながら、一点に視線が定まりません。

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弥治郎系や遠刈田系、鳴子系、作並系、津軽系、南部系など

こけしの名産として有名な東北6県の伝統こけしがずらり.....

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同じ系統の伝統こけしでも作者によって個性があって

見比べてみるのも、これまた楽しい〜〜〜

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伝統的なこけしやマトリョーシカに混じって

個性豊かなコケーシカオリジナルのこけしやマトリョーシカもありました。

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色使いがとても優しい素朴なマトリョーシカの家族。

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こちらは繊細な筆使いでシンデレラの物語が描かれています。

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色彩色豊かなマトリョーシカの数々........
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夏休みということもあり、次から次へといらっしゃるお客様で

あまりゆっくり見てまわるのも申し訳なくて

さっさとお買い物をしてお店から出なくちゃって思いながら

結局30分も店内に留まってしまいました。

でも30分かけても、

一人、一人のこけしやマトちゃんの目を見て

ご挨拶なんてできませんでした。



今回はこけしちゃんを連れて帰ろうと思って

たくさんのこけしを見比べながら

ぱっと目を惹いたのがこの子です。

うちにいる大きなこけしちゃんにそっくりです。


ちょっと、おちびちゃん......恥ずかしがらないで出ておいで.....




鎌田孝志工人作
弥治郎系こけし
大きさ4寸

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40年代から60年代にかけてミッドセンチュリー・モダンデザインのパイオニアとして活躍された

アメリカの家具デザイナーのイームズ夫妻に気に入られて

日本から、はるばるアメリカの自宅のコレクション棚に飾られたこけしが

弥治郎系の鎌田文市工人のこけしであることが知られていますが、

経年によって完全に退色してしまったそのこけし(イームズこけし)を

様々な資料を元に研究し、見事復元させたのが

こちらのこけしの作者である孫の鎌田孝志さんです。

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以前から我が家に住んでいたこちらの大きい方のこけしは

鎌田文市さんのオリジナルのこけし。

おそらくこれと同じタイプのものがイームズ邸に飾られていたのでしょう。

色鮮やかなPOPな彩色にキリッとしたお顔立ちです。

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久しぶりのおじいちゃんのこけしとの再会に甘える

お孫こけしちゃん。なんだか嬉しそう。



お孫さんの孝志さんのこけしは

祖父の文市さんが好んだ重ね菊を胴模様に使ったり

お顔の表情の特徴を受け継ぎながらも

祖父のこけしよりも、淡くて柔らかいタッチで描かれています。

お顔立ちもどことなくほのぼのとした感じで、見ていて癒されます。

祖父である文市さんの作風が父である孝市さんに受け継がれ、

それを孫である孝志さんが受け継いで行く.....

日本の伝統文化の継承は素晴らしいですね。




コケーシカでは短い時間ながらも、いろいろなこけしちゃんを

連れて帰りました。

こちらはとっても小さな5センチほどのミニミニこけし3人組。

ぺちゃくちゃにぎやかな女子トークが聞こえそうです。
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水玉模様の可愛いまげを結っているこのこけしは

およねちゃん。

なんと便せんをこけしの中に入れて付属の宛名ラベルを付ければ

120円切手で送れる通信型のこけしです。

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これと同じ通信型のこけしちゃんの、この子や

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あの子も捕獲。

お友達の分もどんどんお買い物かごに入れて大人買い〜〜〜〜
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こちらは以前お友達のhirokoちゃんがコケーシカに行った際に

おみやげでいただいたボールペンになっている子守りこけし。

可愛くってお気に入りだったのですが

中に入っていたインクがなくなって書けなくなってしまったので

2代目の子守りこけしちゃんを購入〜〜

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店内にはこけしのガチャポン(300円)もあって、

ダイヤルを回したら、こんな子が飛び出してきました。

岩手の南部系こけしです。

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家に帰ってから撮った写真をマジマジ見ていると

ああ、なんでこの子連れてこなかったんだろう...って

後悔ばかり........

こけしのバッチも可愛かったなぁ.........

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こけしとの出会いは一期一会。

次回、どんな出会いがあるのか楽しみは後で取っておくことにしましょう。



写真撮影を快く承諾してくださったコケーシカの店員さん、

ありがとうございました。



コケーシカ鎌倉
                 住所: 神奈川県鎌倉市長谷1-2-15
                 電話番号:0467-23-6917 
                 営業日:月・金・土・日曜・祝日
                 営業時間 :11:00〜18:00
                 江ノ島電鉄線由比ヶ浜駅より徒歩10分
 
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