1966年6月30日、7月1日、7月2日
日本武道館にてザ・ビートルズの日本公演が行われました。
そして それから48年の歳月が経ち
昨日2014年5月21日、ポールマッカートニーの
武道館コンサートが行われるはずでした。
武道館コンサートが行われるはずでした。
武道館コンサートは、音響は悪いけれど
ビートルズファンにとっては聖地のような場所。
ポールにとっても、実現することのなかった
1975年、1980年以来のステージになるはずでした。
ビートルズファンにとっては聖地のような場所。
ポールにとっても、実現することのなかった
1975年、1980年以来のステージになるはずでした。
コンサートの告知は2014年5月10日の午前3時過ぎ。
寝耳に水とはまさにこの事。
チケットを求めて右往左往し、ようやく手にした武道館へのチケット。
あの時からまだ2週間あまりなのに、何年もすごく時間が経ったように思えます。
開催されることのなかった初の野外ライブ、そして48年ぶりの武道館..........
ポールが再来日し、
野外ライブをすると告知されてから2ヶ月間に起こった出来事が
ポールが再来日し、
野外ライブをすると告知されてから2ヶ月間に起こった出来事が
現実の出来事だったのか、はたまた夢の中の出来事だったのか
時々自分でもわからなくなる。
時々自分でもわからなくなる。
ポールの体調を心配しながらも、いいようのない虚脱感に襲われています。
本当ならば公演があった昨日は長い1日でした。
窓にたたきつけるような雨はまるで
ポールやビートルズファンの涙のようでした。
午後2時、ドキドキしながら会場の中に入っていく私。
武道館の独特の雰囲気を感慨深く味わっていた頃だろう。
午後3時半、30分遅れで始まった最初の曲はあの時と同じRock And Roll Music........
ジョンの真似してポールが肘でキーボードを弾いている......
第2部からは、ウィングスとして果たせなかった武道館のステージのリベンジだ。
ステージのライトが落とされ
美しいギターのアルペジオが始まる。
「スポーツアリーナのスタンドに座り ショーの始まりを待っている...」
Venus And Marsの曲と共に静かに始まったショウは
赤や青のスポットライトが交差する中、Rock Showへと続き
総立ちの観客を興奮の坩堝へといざなって行く.......
48年前のビートルズ日本武道館公演のパンフレットとチケットのレプリカ。
最終ページは前座で出た日本側の出演者の面々と
シャンプーのレトロな広告。
ビートルズ来日記念特別号と銘打っての
ミュージックライフの増刊号
中が袋とじになっていて
1.プラカードの作り方
2.ビートルズとの英会話
3.ウィットに富んだヤジのとばし方
4.あなたを目立たせる演出法
5.どうしたらサインをもらえるか
6.ビートルズへのプレゼント
7.コンサートに持参するもの
8.コンサート前日の注意
など
ビートルズをキャッチするテクニックと表現が書かれています。
今見ると、笑ってしまうような内容だと思うが
実は、もったいなくてこの袋とじをあけて見た事はありません。
こちらはビートルズが日本に降り立った1966年6月29日午前3時44分から
1966年7月3日午前10時44分の離陸までの密着100時間。
嵐のようにやって来て、嵐のように去っていったビートルズの
記録本です。
今回のポールの武道館公演のチケットは
48年前のビートルズの日本武道館公演時のチケットの復刻版として
こんなデザインのピクチャーチケットが用意されていたらしい。
コンサートの前日の18時から、手持ちのチケット購入引き換え券から
この座席番号入りのメモリアルピクチャーチケットに交換されるはずでした。
こんなデザインのピクチャーチケットが用意されていたらしい。
コンサートの前日の18時から、手持ちのチケット購入引き換え券から
この座席番号入りのメモリアルピクチャーチケットに交換されるはずでした。
(※上がザ・ビートルズの武道館のチケットで
下が今回のポールマッカートニーの幻のチケット)
どんなに想像の翼を広げても、空しさだけが残される。
こんなに近くにポールがいるのに
こんなに遠くに感じる......
ポールの体調がどうか早く回復しますように。
【追記】
ポール・マッカートニーのマネージメントより以下のステートメントが届きました。
『先週ウィルスによる炎症でツアーを中止せざるを得ませんでしたが
ポールは東京の病院で治療を受け
順調に回復しています。
あと数日、静養した後に完全に回復する見込みです。
ポールは、世界中のファンから寄せられたメッセージと励ましに
大変感激しています。 』
ポールの容態についての詳細がなかなかされないので
とってもやきもきしていましたが
どうやら回復に向かっているようで安心しました。
コンサートの中止は残念でしたが
ポールが元気ならそれでいい。
今後の日本公演は難しいかも知れませんが
来れないのであれば、こちらから観に行くという意気込みで
気持ちを切り替えて
来週から、またただの人形者に戻ります。