ビンテージ・レトロコレクション

アンティークのファッション画

私の通っていた高校は、まわりを近代的なビルで囲まれた大都会の真ん中にあって

校門の前は6車線の大きな幹線道路が走り  

朝のラッシュ時にはJRや地下鉄の電車から押し出された

たくさんのサラリーマンの間を縫うようにして通学していました。

全学年の生徒が並びきれないような小さな小さな校庭と

窓を開けたらビルしか見えないような教室で 

3年間とても窮屈な思いをしていました。



唯一の楽しみは、駅の近くにあるビルの一角に

アンティークものの雑貨を扱っているお店があって

毎日そこをのぞいて行くことでした。

暗く照明を落としたショップの中には

見た事もない舶来品の数々。

重厚感漂うライティングデスクの上には

古い表紙の英語の本や、綺麗な装飾の施されたランプ。

18世紀の頃の世界地図やアンティークの時計やレース、

古い楽譜や絵はがきの数々........

そこはまるで古い時代にタイムスリップしたような

不思議な空間でした。



でもいくら素敵なものがあっても

都会の一等地にあるアンティークショップには

高校生のお小遣いで買えるような安いものはほとんどありませんでした。

唯一買えたのは、比較的安いアンティークの絵葉書などの紙物だけでしたが

その中で今でも大切にしているものがあります。

 

1800年代のファッション雑誌

『ル・ジュルナル・デ・ダーム・エ・ドモワゼル(Le Joumal des dames et des demoiselles)からの

リトグラフモード画。 

Ladies JouynalやVogueのようなファッション雑誌の先駆けとして毎月発行されたもので、

当時の女性達はこのようなファッション雑誌を参考に
 
ドレスを注文したり着こなしを研究したりしていたのでしょう。

精巧なタッチと淡い彩色が施され

当時の人々の暮らしぶりを想像しながら

 夢見心地で眺めていました。

現在このリトグラフモード画は1枚1枚バラバラにされて販売されており

世界中に熱心なコレクターさんがいるそうです。

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こちらの絵は1864年の1月のもの。

お部屋で2人の女性が談笑しています。


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右の女性の着ている光沢のある深い紫色のタフタのドレスはオーバースカートが付いていて

スカラップに形付けられたスカートの裾には刺繍が施されています。

首元にリボンで結ばれたレースのボネがとっても素敵!

左の女性は房のついた紐飾りの付いたタフタのドレスを着ています。

胸元には同じ紐飾りをあしらい、若い娘さんらしく

ふわっと膨らんだ袖が可愛い〜

黒いドレスに赤いアクセサリーや髪飾りを使うなんて

とってもお洒落です。

隣のお人形を抱く少女も小さいながら立派な貴婦人です。

この頃の少女は3-4歳の頃からすでにコルセットを着用させられていたそうですが

こんな小さな頃から矯正されているからこそ

大きくなってからもこの キュッと絞ったウエストスタイルが維持できるのですね。

この時代のスカートには鯨のひげや針金を輪にして重ねた

クリノリンと呼ばれる骨組みの下着を身につけていて

その土台の上にプリーツを取ったスカートを何枚かつけて

そしてオーバースカートをたくしあげて完成させるという

実に豪華で優雅なドレスが流行しました。

テーブルに飾られた金色の宝石箱やアンティークな椅子の背もたれなど

古き良き時代の生活ぶりを垣間みる事ができます。




こちらの絵は1866年のもの。

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左の女性の美しいデコルテにうっとり........

これから舞踏会へでも行くのでしょうか。


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3段重ねのタフタのイブニングドレスはとても可愛らしくて優雅です。

一番上の薔薇の飾りのあしらわれているバルーンスカートもとってもロマンチック。

乙女心をくすぐられます。

対する右の女性はきっちりとしたビロードのシンプルなドレスです。

2人の服装の対称がおもしろいです。

後ろ向きですが、小さな女の子のドレスも2段重ねになっていて

幾何学的な模様がアクセントとなっていてます。

縦ロールのポニーテールをなびかせてお部屋を駆けまわっています。

もしかしたら、右の女性は左の女性のおねえさんで、子供を連れて

妹の社交界デビューのアドバイスをしに実家へやって来た.....だなんて

勝手な妄想が膨らみます。

私もこんな時代に生まれたかったなぁ.....



こちらの絵は1870年のもの。

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この絵こそが、高校の時に通ったアンティーク屋さんで買った思い出の絵です。

スケッチブックにはさんで、授業中に何度も何度も見たので

少し端が切れてしまいましたが

汚い所を少しカットして装丁してもらいました。


 
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純白のベールに身を包んだ花嫁さん。

細かく描き込まれた手袋や髪飾りなどで

当時の生活ぶりがうかがえます。



1870年代にもなると、

クリノリンをしのばせたふわっとした広がった鳥籠のようなドレススタイルから

腰の後部だけを膨らませて強調している、バッスルと呼ばれるスタイルのドレスが流行しました。

きっとこの花嫁衣裳は当時の最先端のファッションモードだったのでしょうね。

腰にボリュームを持たせ裾へと流れるような曲線美をもたらすスタイルは

ため息がでるくらい女性らしさが表れています。

花嫁の介添えをしている左の女性も同じくバッスルスタイルのドレスを着ています。

顎でリボンを結ぶヘッドドレスも、時代とともに流行が違ってきていますね。

グリーンのプリーツのスカートの上にもうひとつスカートを重ね

さらに黒のレースのチュニックを重ねて、立体感を出しています。

ウエストに巻いたリボンの垂れ下がった端にはスカートの裾と同じ装飾が施されて

統一感があって素敵です。








こちらの本は文化学園創立60周年記念にあたり刊行された

『ファッション・プレート全集』
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17〜18世紀のバロック・ロココ時代から 20世紀のアール・ヌーボ アール・デコの時代まで 

西洋の各時代の当時のファッション紙から抜粋されたファッション画の図鑑で

全部で5巻刊行されました。

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(第1巻バロック/ロココより)


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(第2巻19世紀初期より)


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(第3巻19世紀中期より)
 

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(第4巻19世紀後期より)

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(第5巻20世紀初期より) 

 

この本をペラペラめくりながら、

当時の豪華なドレスと人々の暮らしぶりに思いを馳せながら

秋の夜長を過ごしています。



価値観の違う人にとっては古ぼけてシミのついたイラストでも

私にとっては大事な宝物。 

紙物コレクションは無駄使いかなぁ......とは思いながらも、

時々プチ贅沢気分を味わっています。



アンティークの魅力に気付かせてくれた

駅近くのアンティークショップ。

高校を卒業して以来、駅に降り立ったことはないけれど

今でもあのお店あるのかなぁ........

 

この他のファッション画は

また別の機会にご紹介しますね。
 


ぶらり鎌倉散歩(鶴岡八幡〜長谷観音〜鎌倉大仏)


梅雨明けから数日後、盛夏の鎌倉散歩に出かけました。

お出かけの途中での寄り道は何度かありましたが

鎌倉をメインとした散策は実に数十年ぶり......

その間、いつしか自宅の最寄り駅よりJR直通が走るようになり

2時間弱の移動も乗り換えなしのまま座っていける快適な旅が

出来るようになりました。


まずは駅前の小町通りを通って鶴岡八幡宮へ。


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大鳥居をくぐって社務所で御朱印を頂いていると

どこからか聴こえてくるきらびやかな雅楽の音色に

思わず振り返ってみると

巫女さんを先頭に、花嫁、花婿さんとそのご親族ご一行が

列をなして舞殿へと向かわれていらっしゃいました。

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本宮への石段の手前に建つ入母屋造りの舞殿は

その昔、舞の名手であった静御前が義経を想い舞ったと言われている

若宮廻廊の跡地に建てられたもので

今日ではいろいろな儀式や行事に使われています。


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雅楽の調べが響き渡る中
 
情緒あるれる古都・鎌倉の由緒ある神社を舞台にした

思いがけない結婚式の遭遇に

私まで幸せのお裾分けをいただいたようでした。


八幡宮の入り口近くの源平池には太鼓橋が架けられていて

その昔は朱塗りの板橋だったそうですが

関東大震災で全壊したため

昭和2年に今の石造りの橋に架け替えられました。

昭和時代には自由に通行できていましたが

現在は柵で閉鎖されています。

その昔、私もこの橋を母と渡りました。

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大きな緑の葉っぱのあちこちから顔を出して咲いている

源平池の白やピンクの蓮の花がとても涼し気で

一瞬ですが厳しい暑さも忘れさせるほどです。

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その昔、頼朝や北条政子が通ったであろう小径に佇み

800年の長い時の流れに思いを馳せます。
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 八幡宮を後にして、次は江ノ島電鉄、通称江ノ電へ。

ある時は民家の庭先すれすれに、またある時は

湘南の海沿いを平均時速22kmののんびりとした速度で走ります。



一口に江ノ電と言っても、いろいろな車両があります。

昔ながらのレトロな20形の車体。

昭和の時代にタイムスリップしたような気になります。
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こちらの車両は昭和30年代前半と昭和43年に登場。(300形)

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こちらの車両は昭和54年に登場しました。値強い人気を誇っています。(1000形)

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開通95周年を記念して造られたこのロイヤルブルーの車体(10形)は

オリエンタル急行を彷彿させます。

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江ノ電長谷寺駅を下車して徒歩5分

長谷寺へ到着しました。

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奈良時代の736年に開かれた由緒ある古い寺で

境内は山の斜面に広がっていて

観音堂に安置されている長谷観音は高さ9.18mと

木造の仏像としては日本最大級を誇っているそうです。

観音堂の薄暗い奥に安置されている金色に輝く巨大な観音様を見上げると

圧倒されるような迫力と存在感でした。

境内にはいろいろな花木が咲き溢れ

赤とんぼにも出会えました。

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経蔵の脇に広がる竹林の奥には急な石段が続きます。

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高台に続くその石段を上っていくと

眼下には鎌倉の街並や由比ケ浜、そして相模湾が広がっていました。

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境内にはさまざまなお地蔵さんがいて

その愛らしさに思わず笑みがこぼれます。


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弁天窟への入り口の赤い鳥居の奥に

暗くひんやりとした洞窟が広がっています。

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洞窟内の岩壁には弁財天とその眷属である十六童子が刻まれています。

静寂な洞窟の闇の中で

ろうそくの灯りにほのかに照らし出された弁財天のお姿は

とても神秘的でした。

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弘法大師が参籠したと言われている洞窟内の天井は低く

頭上注意の看板を横目に

腰を低くしてかなり慎重に進んで行きましたが

ふと、おそるおそる背筋を伸ばしてみたら

小柄な私の身長では直接天井に届くことはありませんでした。

今まで小柄で損したことはあっても得したことはありません。

窮屈そうに前傾姿勢で進む他の観光客を尻目に

優越感に浸りながら闊歩しました。

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洞窟の奥には小さな弁財天が多数置かれていて

1体300円でその弁財天に名前と祈り事を書いて奉納できます。

弁財天と言えば音楽を司る神様とも言われています。

秋のピアノ演奏会の成功の祈願を書いて

洞窟内の壁に納めました。

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この弁財窟をお参りした後、不思議な出来事がありました。

家を出る時にハンカチを忘れてしまったために

売店でハンカチを買って汗を拭き拭き、ずっと手にしていろいろ見て回っていたのですが

洞窟を出て手元を見ると、持っていたはずのハンカチが見当たらないのです。

ポケットの中もカバンの中を探してもどこにもなかったので

てっきり洞窟内に落としたと思って探しに行こうと

洞窟に向かって歩き出したら

頭の上にふわっとした感触が.....

なんとハンカチが降ってきたのです。

頭上を見上げてみても、木の枝がある場所ではなく

ただの青空が広がっているばかりで

どうしてハンカチが降ってきたのか未だに謎です。

再度ハンカチを買い直さなくてもいいようにと

弁天さんが気を効かしてくれたのかななどと思っていましたが

2つ目の不思議はその後また起こりました。

江ノ電から降りて由比ケ浜海岸に向かった私は、

持っている筈の手首に吊るしてあったデジカメがないのに

血の気が引きました。

車内で車窓を撮ったりしていたので

電車の中までは確かに持っていました。

降りる時に落としてしまったのか.....

とりあえず駅に戻ろうと、日傘をさそうとした瞬間

傘の骨の先端に紐がひっかかった状態のデジカメを発見。

こんな場所にデジカメの紐が引っかかること自体難しいことで

デジカメを引っ掛けたまま傘を持ち歩いていることに

気がつかなかったのも不思議です。

さきほどのハンカチの件といい、今度のデジカメの件といい

不思議なことが立て続けに2度起こった翌日

地元の夏祭りで引いたくじ引きでなんとお米が当たりました。

今までそういう当選ものには、とんとご縁の無かったのに....

後日、この弁天窟は

長谷寺のパワースポットだということを知りました。

パワースポットでご利益を授かったのかも......



長谷寺からさらに北へ4分ほど歩くと

鎌倉のシンボルとも言われる鎌倉大仏を本尊とする

高徳院があります。

高さ13.35m(台座含む)、重さは121tもあります。

建物の中に安置されている仏像と違い

自然の中で悠々と鎮座する姿はどことなく庶民的で

親しみやすさを持っています。

よく見ると大仏様の頬に金色の塗料がついています。

かつて鎌倉大仏は金色に塗られていたとのことです。

胎内拝観をしてみたかったのですが

中から汗だくになって出て来た観光客を見て中に入るのを断念。

中は狭くてサウナ状態だったそうです。


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右下の写真は大仏様をまねっこしている子供時代のrikarinnです。

大仏様は今も昔も変わってませんね。

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昔の写真と見比べながら

ちょっとノスタルジーに浸ってみました。



さて、鎌倉と言えば○○○○○

そのお話はのちほど........

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ケーキトッパー


二十数年前、ホームメイドのお菓子を作るのが趣味だった頃がありました。

その時に集めていたのがビンテージのケーキトッパー。

1950年代頃からウェディングケーキの飾り用に作られ始め

その後、動物をかたどったものや、バレリーナ、童話のキャラクターなど

さまざまな種類の楽しいケーキトッパーが作られて来ました。

我が家でもかつてクリスマスのブッシュ ・ド・ノエルを作る時は 

もみの木の手前にたくさんのシカを並べたりと大活躍でした。

ケーキを作ることがめったになくなった今

ケーキトッパーたちは、ケーキの上でなく

お部屋のあちこちで見かけます。



以前より食べてみたかったチャプチーノのカップケーキに

バレンタイン仕様が発売されると聞いて

早速カップケーキボックスをお取り寄せ〜〜


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お店で購入すると、おうちに帰ってすぐにいただけますが

お取り寄せは冷凍の状態で届きます。

お洒落なピンク色のボックスから

どんなカップケーキが表れるのかな。


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半解凍になるまで我慢すること1時間......

中からこんな可愛いカップケーキが表れました。

せっかくだからと、ここでケーキトッパーさんのご登場。

窓辺や飾り棚で自由に踊っていた踊り子さんたちに

招集がかかります。


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蓮の花びらの上で踊るバレリーナのケーキトップ。

1950年代頃のものです。

すらりとした長い手足でアラベスクのポーズもキマッてます。


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古いものなのでところどころ色が剥がれてしまっています。


お顔の善し悪しはご愛嬌ということで......


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こちらは蓮の花のないタイプ。

こちらは未開封のまま保存していたのでとても良い状態です。
 

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桃色組のバレリーナーたち

un  deux  trois.....

指の先まで神経が行き届いてます。


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青組のバレリーナも負けじとしなやかに頑張ってます。
 

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トレイの中にたくさんのバレリーナ達がひしめき合ってます。

さながらバレエスタジオのよう............

 
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宝石箱の中をそっとのぞいてみると.........

 
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色とりどりのドレスに着飾った伯爵夫人達。

みなさま、ごきげんよう!


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こちらは白雪姫と7人の小人達。 

こちらは1960年代の頃のもの。
 

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かぼちゃの馬車をバックに

シンデレラ姫と王子様

シンデレラのお顔のたくましいこと!


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こちらはガラスの馬車。


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馬車の屋根が開くので

さきほどの伯爵夫人を乗せてみました。

透明感が素敵です。


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ベビーカーに乗った赤ちゃん達。

すやすや寝ている姿が可愛い〜

赤ちゃんはベビーカーから取り出す事もできます。


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ブルーとピンクの木馬たちは

普段はこのミニチェストの上が定位置です。
 
  
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小さいもの、大好きです。

ケーキトッパー、これからも集めて行きたいです。



 

赤ずきんちゃん

おとぎ話や童話はたくさんありますが

小さい頃から一番好きな童話にグリム童話の赤ずきんがあります。

おかあさんに頼まれて、病気のおばあさんのお見舞いに行く赤ずきんちゃん。

あれほど寄り道はダメよっておかあさんに言われたのに

少しだけ寄り道をしたために、その姿をオオカミに見られ

オオカミは赤ずきんちゃんを騙して

先回りしておばあさんの家に行きおばあさんを食べてしまったうえに

その後おばあさんになりすまして

赤ずきんちゃんまでも食べてしまいます。

でも通りかかった猟師がお腹を膨らませて眠っているオオカミをみつけ

お腹を切り裂いて、赤ずきんちゃんとおばあさんを助け出し

そのかわりにお腹の中にたくさんの石をつめておきました。

そうとは知らず、昼寝から起きたオオカミは

あまりのお腹の重たさによろよろと川の方へ行き

川に落ちて溺れて死んでしまいました。

これが私の知っている赤ずきんちゃんの物語です。

おばあさんに化けたオオカミの姿に

違和感を感じた赤ずきんちゃんが

『おばあさんの耳は、どうしてそんなに大きいの?』

     『それは、おまえの声をしっかり聞くためだよ』

『おばあさんの目は、どうしてそんなに大きいの?』

      『それは、おまえのことをよく見るためだよ』

『おばあさんの口は、どうしてそんなに大きいの?』

      『それは、おまえを食べるためだよ!』

このやり取りは子供心にとても面白く 

声色を変えながら、何度も何度も声に出して読んだ記憶があります。

 

この『赤ずきん』の物語は、元々は残酷な終り方をする怖い話だったようでしたが

時代とともにストーリーが変遷されて、

今のような子供向けの内容のお話になったということは

 大人になって知りました。


 
特に意識して集めた覚えはないのですが

いつの間にか集まってしまった私の赤ずきんちゃんコレクション。

あまりにも多くて一度にご紹介できないので 

何回かにわけてご紹介したいと思います。

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まずは赤ずきんちゃんのポーズ人形。

縦ロールヘアーのとっても可愛い子です。

1970年代のお人形ですが、実はこの子はmade in koreaです。

当時韓国ではこのようなポーズ人形の、世界の童話シリーズが作られていました。

赤ずきんの他に、シンデレラや白雪姫、リトル・ミス・マフェットなどを

見たことがあります。


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こちらはMadame alexander社のLittle Riding Hood.

1965年製で膝を曲げることができます。

また、両足を歩かせるように動かすと

頭を左右に振り、その姿がとても可愛らしいんです。



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ちょっと困ったような顔つきがなんとも言えません。


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こちらは2003年にThe oakland area doll club から500体限定で発売された

Tiny Betsy McCallのRed Riding Hoodです。

赤い頭巾の下に着ているワンピースも

ヨーロッパの民族衣裳のようでとても可愛いです。



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アンティークのポストカード風に

モノクロ写真に赤色だけ彩色加工してみました。


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こちらは1918年の赤ずきんちゃんのポストカード。

20世紀初期のドイツのアーティストのO.KUBELの作品。

クーベルはグリム童話をテーマとしたポストカードの作品を

数多く残しています。

母親におばあさんの家までおつかいを頼まれるシーン

森でオオカミに出くわすシーン

赤ずきんちゃんが道草している間に先まわりするオオカミのシーン

おばあさんの洋服を着て、なりすます準備をしているオオカミのシーン

おばあさんに化けたオオカミとのやりとりのシーン

猟師に助けられてハッピーエンドとなったシーンの

6枚シリーズになっています。

鮮やかな色あいと繊細なタッチで

赤ずきんちゃんの物語をノスタルジックに描いています。



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 カードの裏面にはドイツ語で物語が書いてあります。


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こちらは赤ずきんのしかけ絵本。

しかけ絵本の先駆者と呼ばれているチェコのイラストレーター、 

ヴォイチェフ・クバシュタ(Vojtech Kubasta)の赤ずきんちゃんです。

初版は1970年で、今までに24カ国もの言語で印刷され

世界中の子供に愛され続けてきた一冊です。

お国や発売年代によって、

表紙や中のページに違いがあります。

日本では昭和42年に発売されました。

ところどころに矢印があって

それを引っ張ると、オオカミや赤ずきんちゃんの頭が動いたり

窓からのぞいていたオオカミが玄関から入ってきたりして

とても楽しいしかけ絵本になっています。

私の本はドイツ語で描かれた1984年のものです。


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中を開けると、イラストは後ろ側、本文は手前側に書かれています。


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お話の順にイラストを追っていってみると......

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子供が喜びそうなポップな色づかいで

場面のズームイン/ズームアウトの切り替えがとても効果的に使われています。




続いてもう一冊。

こちらは1950年代にフランスで発売されたGrolleronのイラストによる赤ずきんちゃん。



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フランス語なので言葉はわかりませんが

水彩画のような柔らかいタッチのとても繊細なイラストが

いかにもフランスらしくとってもお洒落です。

こちらもストーリーの順にイラストを追ってみると.....


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物語の最後はやっぱりハッピーエンドが一番いいですね。 

しかけ絵本は大人になってからも1枚1枚めくるたびにワクワク、ドキドキ....

こういう気持ち、いつまでも忘れたくないなって思っています。 

また次の機会に、赤ずきんちゃんコレクションの続きを

ご紹介しますね。


赤ずきんちゃん

おとぎ話や童話はたくさんありますが

小さい頃から一番好きな童話にグリム童話の赤ずきんがあります。

おかあさんに頼まれて、病気のおばあさんのお見舞いに行く赤ずきんちゃん。

あれほど寄り道はダメよっておかあさんに言われたのに

少しだけ寄り道をしたために、その姿をオオカミに見られ

オオカミは赤ずきんちゃんを騙して

先回りしておばあさんの家に行きおばあさんを食べてしまったうえに

その後おばあさんになりすまして

赤ずきんちゃんまでも食べてしまいます。

でも通りかかった猟師がお腹を膨らませて眠っているオオカミをみつけ

お腹を切り裂いて、赤ずきんちゃんとおばあさんを助け出し

そのかわりにお腹の中にたくさんの石をつめておきました。

そうとは知らず、昼寝から起きたオオカミは

あまりのお腹の重たさによろよろと川の方へ行き

川に落ちて溺れて死んでしまいました。

これが私の知っている赤ずきんちゃんの物語です。

おばあさんに化けたオオカミの姿に

違和感を感じた赤ずきんちゃんが

『おばあさんの耳は、どうしてそんなに大きいの?』

     『それは、おまえの声をしっかり聞くためだよ』

『おばあさんの目は、どうしてそんなに大きいの?』

      『それは、おまえのことをよく見るためだよ』

『おばあさんの口は、どうしてそんなに大きいの?』

      『それは、おまえを食べるためだよ!』

このやり取りは子供心にとても面白く 

声色を変えながら、何度も何度も声に出して読んだ記憶があります。

 

この『赤ずきん』の物語は、元々は残酷な終り方をする怖い話だったようでしたが

時代とともにストーリーが変遷されて、

今のような子供向けの内容のお話になったということは

 大人になって知りました。


 
特に意識して集めた覚えはないのですが

いつの間にか集まってしまった私の赤ずきんちゃんコレクション。

あまりにも多くて一度にご紹介できないので 

何回かにわけてご紹介したいと思います。

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まずは赤ずきんちゃんのポーズ人形。

縦ロールヘアーのとっても可愛い子です。

1970年代のお人形ですが、実はこの子はmade in koreaです。

当時韓国ではこのようなポーズ人形の、世界の童話シリーズが作られていました。

赤ずきんの他に、シンデレラや白雪姫、リトル・ミス・マフェットなどを

見たことがあります。


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こちらはMadame alexander社のLittle Riding Hood.

1965年製で膝を曲げることができます。

また、両足を歩かせるように動かすと

頭を左右に振り、その姿がとても可愛らしいんです。



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ちょっと困ったような顔つきがなんとも言えません。


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こちらは2003年にThe oakland area doll club から500体限定で発売された

Tiny Betsy McCallのRed Riding Hoodです。

赤い頭巾の下に着ているワンピースも

ヨーロッパの民族衣裳のようでとても可愛いです。



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アンティークのポストカード風に

モノクロ写真に赤色だけ彩色加工してみました。


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こちらは1918年の赤ずきんちゃんのポストカード。

20世紀初期のドイツのアーティストのO.KUBELの作品。

クーベルはグリム童話をテーマとしたポストカードの作品を

数多く残しています。

母親におばあさんの家までおつかいを頼まれるシーン

森でオオカミに出くわすシーン

赤ずきんちゃんが道草している間に先まわりするオオカミのシーン

おばあさんの洋服を着て、なりすます準備をしているオオカミのシーン

おばあさんに化けたオオカミとのやりとりのシーン

猟師に助けられてハッピーエンドとなったシーンの

6枚シリーズになっています。

鮮やかな色あいと繊細なタッチで

赤ずきんちゃんの物語をノスタルジックに描いています。



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 カードの裏面にはドイツ語で物語が書いてあります。


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こちらは赤ずきんのしかけ絵本。

しかけ絵本の先駆者と呼ばれているチェコのイラストレーター、 

ヴォイチェフ・クバシュタ(Vojtech Kubasta)の赤ずきんちゃんです。

初版は1970年で、今までに24カ国もの言語で印刷され

世界中の子供に愛され続けてきた一冊です。

お国や発売年代によって、

表紙や中のページに違いがあります。

日本では昭和42年に発売されました。

ところどころに矢印があって

それを引っ張ると、オオカミや赤ずきんちゃんの頭が動いたり

窓からのぞいていたオオカミが玄関から入ってきたりして

とても楽しいしかけ絵本になっています。

私の本はドイツ語で描かれた1984年のものです。


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中を開けると、イラストは後ろ側、本文は手前側に書かれています。


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お話の順にイラストを追っていってみると......

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子供が喜びそうなポップな色づかいで

場面のズームイン/ズームアウトの切り替えがとても効果的に使われています。




続いてもう一冊。

こちらは1950年代にフランスで発売されたGrolleronのイラストによる赤ずきんちゃん。



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フランス語なので言葉はわかりませんが

水彩画のような柔らかいタッチのとても繊細なイラストが

いかにもフランスらしくとってもお洒落です。

こちらもストーリーの順にイラストを追ってみると.....


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物語の最後はやっぱりハッピーエンドが一番いいですね。 

しかけ絵本は大人になってからも1枚1枚めくるたびにワクワク、ドキドキ....

こういう気持ち、いつまでも忘れたくないなって思っています。 

また次の機会に、赤ずきんちゃんコレクションの続きを

ご紹介しますね。


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