『あまちゃん』『花子とアン』に続き

毎朝楽しみに見ている
NHKの朝の連続テレビ小説

 10月にスタートした
『マッサン』もいよいよ終盤にさしかかりました。

果たしてマッサンは

本場のスコッチウィスキーを凌ぐ国産ウィスキー
を作ることが

できるのでしょうか?

 戦地に招集された一馬は無事に戻ってこれるのでしょうか?

そして第1回目の冒頭で放送された授賞式に掲げられたエリーの遺影は

一体何を意味するのでしょう?


 ますます目が離せないマッサンですが

3月28日の最終回が近づくにつれて

マッサンやエリーとお別れするのが淋しくて


マッサンの世界をお人形で表現しました。

朝のテレビ小説をお人形の世界で表現するのは

『あまちゃん』に続いて2回目です。

(あまちゃん じぇじぇじぇあまちゃんになっちゃった!編は
こちら

(あまちゃん 海女カフェ編は
こちら

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『マッサン』とはスコットランドに単身渡り

ウィスキー作りに情熱を燃やした造り酒屋の跡取り息子が

スコットランドで巡り会った最愛の女性とともに日本へ戻り

数多くの苦難を乗り越えて

世界に認められる国産ウィスキーを作りあげた


ニッカウヰスキーの創始者である

竹鶴政孝さんとその妻リタさんをモデルとした物語です。


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マッサンをただただ信じて

マッサンと同じ夢を見たくて

家族や親戚の猛反対を押し切り、異国の地へ嫁いだエリー(リタさん)


そこには想像を超える幾多の困難が待ち受けているとは知らず

夢と希望に胸膨らませて生まれ育ったスコットランドの地を

去って行くエリーなのでした。

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本場スコットランドのウィスキーの味と製法にこだわるマッサンに突きつけられた

日本におけるウィスキー販売の難しさと低評価。


日本酒
ばかり飲んでいた当時の日本人には

マッサンがこだわったウィスキー独特のスモーキーフレーバーが

どうしても受け入れてもらえないのです。


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会社存続のため、利益を追求すべく

信念を曲げて大衆受けする煙臭さのないウィスキーを作るべきなのか

一人思い悩むマッサン。


日本とスコットランドの習慣の違いや異なる文化に戸惑いながらも

内助の功となり、マッサンを支え続けたエリー。


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単に外国から来た嫁というだけで毛嫌いし、

エリーの内助の功を素直に認めてあげることのできない義母の早苗。


だが病に倒れ、早苗をかいがいしく看病するエリーに

「肌の色は違うても......目の色は違うても

話す言葉は違うても......人間の情けに変わりはない。

エリーさん、政春のこと、マッサン....よろしくお願いします。」とついに心を開く早苗。

「あんたは....日本一.....世界一の嫁じゃ.....」

最後の最後に嫁として認めてもらえるシーンには

思わずもらい泣きしてしまいました。

          
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「エリーこの手、離すなよ」

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手と手をとりあって二人三脚で歩み続けた二人の人生。

きっと現実はドラマ以上に厳しい波瀾万丈の人生だったに違いありません。


エリーのマッサンに対するひたむきな愛


それに支えられ、夢を追い続けたマッサン。


そんな二人をいつでも見守ってくれる温かい仲間たち......


住吉酒造の社長、俊兄、野々村さん、キャサリン、英一郎くん、熊虎さん、ハナさん、

そして何と言っても鴨居の大将.....



会社が倒産するかどうかの大事な時期に

退職届をするマッサンの背中を押し

そればかりか工面できなかった10万という大金を

返さなくてもいいと言って持たせる器の大きさ。

鴨居の大将、あなたかっこよすぎです。




これからは、何かに迷ってふと立ち止まった時

『やってみなはれ』というあなたの言葉を胸に

失敗を恐れずに人生を切り開いて行きたいと思います。



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マッサンとエリー

これからの二人の行く末に

悲しいことが起こりませんように......



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追記

マッサンが終ってしまうと

マッサンロスになるというよりも

私は鴨ロスの日々になりそうです.....