仲の良いお友達同士で、お人形話に花を咲かせるのはとても楽しいことですが

それが 、共通のお人形の話となると尚更楽しいものです。

 

今回、偶然にもうちの『すみれ色のマギーちゃん』の記事と

ゆめゆめ人形館のhirokoちゃんの『ピンクのアリス MA MAGGIE』の記事で

同じマギーフェイスちゃんを取り上げて盛り上がったので

急遽、マギーちゃん第2弾を書いてみようと思います。




この子も すみれ色のマギーちゃんと同じMadame Alexanderの

16インチのマギーフェイスちゃんです。

 
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デッドストックだったようで、箱から取り出して遊ばれた形跡は見当たりません。

数年前に海外のアンティークショップで購入したものです。

このような良い状態なのでお値段もそれなりだったのですが

この機会を逃したらもう二度と逢えないと思い

自分へのお誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントのつもりで  

うちに来てもらうことにしました。

(その年のクリスマスプレゼントはやっぱり買っちゃったけれど...

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 この子の後ろ髪も、きちんとネットが掛けられたままで

とても綺麗な状態です。

60年以上も前のお人形だなんて信じられません。


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小さい頃、バレエのトゥシューズに憧れてよく上履きのつま先を立てて

学校の廊下を歩いていました。

下駄箱から上履きに履き替える瞬間、

もしかしたらトゥシューズ(ただの上履き)の中に画鋲が入っているのではないかと

ドキドキしながら履き替えたのを思い出しました。

確かバレエの漫画かTVでそういうシーンがあったのです。

自分よりもバレエ経験の浅い主人公に主役の座を奪われた女の子が

それを妬んで主人公のトゥシューズに画鋲を入れてしまう......

それに気付かず履いて怪我をおった主人公が

そのことを誰にも言わないで痛みに耐え

負傷したまま舞台で、見事踊りきるという話でした。


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その場面を見てとても感動した私はバレエを習ってみたくて仕方ありませんでした。

母とバレエ教室を訪ねて行ったものの

そこは子供の足ではとても遠く通いきれない場所だったので

習わせてもらえませんでした。

あの時、もうちょっと習わせてと、強く意思表示をしていたら

今頃は日本を代表するプリマドンナになっていたかも........Σヾ( ̄0 ̄;ノ オイオイ


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ずっと暗い箱の中にいたマギーフェイスちゃん。

今まで遊んでもらえなかった分、私がたくさん可愛がってあげるからね。